こんな悩みを解決
- エコー学習を動画で行いたい
- 職場でエコーを教えてくれる先輩がいない
- 正確なリハビリをしたい
近年の理学療法士で、大きなトレンドになっている「エコーガイド下リハビリテーション」興味はあっても、環境が整ってないと学習が行えないですよね。
そんな理学療法士のために、「これさえ見れば、リハでエコーを使える!」という学習動画を厳選して紹介します。
私も臨床でエコーを使用していますが、1番最初はこの動画で学習をしました。
PT・OT・ST向けのオンライン動画配信サービス「リハノメ」でみられる動画です。
以下のラインナップになります。
エコー初学者でも、この動画を見て練習をすると、必ずリハビリで導入できるようになります。
リハノメは初月980円でお試しできます。
980円でこの動画を見られるのはリハノメしかありません。迷っている方は登録してみましょう。
最短60秒で始められますよ。
タップできる目次
リハノメとはどんなサービスか
そもそもリハノメってなに?
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士向けの講義をオンラインで受けられる便利でコスパ抜群の動画配信サービスです。
スマホアプリでも動画視聴が可能なのでいつでもどこでも学べることができます。
もっと詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてください。
運動器のリハビリでエコーを使う必要性
近年の理学療法士の大きな流れとして、「リハビリでのエコー活用」が挙げられます。工藤慎太郎先生の講義での冒頭で紹介されますが、Rehabilitative Ultrasound Imazing(以下:RUSI)と呼ばれます。
近年はエコーの精度が飛躍的に高まり、軟部組織の硬度や血流も評価が可能となっています。
感覚だけに頼っていた「筋の硬さ」や「炎症状態」が直接確認できるようになりました。また、筋肉の収縮が患者さんの目で見えるようになったため、狙った筋肉への収縮が正確に行えます(バイオフィードバック療法)。
他にもエコーガイド下リハビリテーションには、以下のようなメリットが挙げられます。
治療と評価を「見える化」することは、リハビリの質を大きく向上させます。
理学療法士がエコーを使うのは違法とか聞いたことが……
そんな不安な声もありますよね。
医師の指導下であれば、違法ではありません。もっと詳しく知りたい方は下記の記事を読んでみてください。
【運動器エコー×機能解剖】工藤 慎太郎 先生の紹介
森ノ宮医療大学教授で「機能解剖」の著書を多数出版されています。
整形外科PTの必読書「なぜ?」シリーズの先生です。「運動機能障害の「なぜ?」がわかる評価戦略」は私も穴が開くほど読み込みました。
そして、運動器エコーの教科書も3冊出版されています。
特に「運動学×解剖学×エコー関節機能障害を「治す!」理学療法のトリセツ」は臨床の視点がガラッと変わります。教科書内のQRコードから参考動画を確認することができるため、非常にわかりやすく学習が行えます。
患者さんの体を「治す」という実感が明確になります。
工藤慎太郎先生の著書を以下にまとめます。
【超音波画像から解明!痛みがあるところでは何が起こっている?画像から紐解く徒手理学療法】内容とレビュー
座学と実技が両方ある講義で、臨床ですぐに実践できる内容が満載です。エコーの練習では狙った組織を正確に描出できるようになっても「その知識をどのように使うか」と結びつかずに「患者さんの役に立てない知識」になることがあります。
この講義では、エコー評価と整形テスト、治療手技までセットで実際の臨床の流れを学習することができます。
また、実技講義ではスタッフ(エコー初学者)に指導しながら解説してくれるため、プローブの持ち方や治療中の細かいテクニックまで学べます。
詳細な講義内容は以下の4部に分かれます。各関節ごとに「よくあるケース」を丁寧に深掘りしてくれます。
それぞれの小テーマとエコーで取り上げるキーワードをまとめました。
学習の際に保存して使ってください。
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距腿関節前面のつまり感
- 距骨前脂肪体
- 前脛腓靭帯
- 深腓骨神経
距骨の後方滑りを制限するのは?
- Kager's fat pad
- (アキレス腱パート・FH Lパート)
- 長母趾屈筋(FHL)
- 長趾屈筋(FDL)
- 短腓骨筋
- 脛骨神経
足関節不安定性をみる
- 前距腓靭帯(ATFL)
- 下伸筋支帯・足根洞
- 長腓骨筋・短腓骨筋
- 踵腓靭帯(CFL)
- 距骨下関節
アキレス腱の痛み
- アキレス腱
- Kager's fat pad(ウェッジパート)
- ヒラメ筋・足底腱膜
- 腓腹神経
- 脛骨神経・外側足底神経
- スプリング靭帯
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膝前面の痛みを探る!
- 膝蓋上嚢
- 大腿前脂肪体(PFP)
- 膝蓋靭帯・膝蓋下脂肪体(IFP)
- 内側膝蓋大腿靭帯(MPFL)・中間広筋
膝内側の痛みを探る!
- 内側半月板(MM)
- 内側側副靱帯(MCL)・大内転筋
- 縫工筋・薄筋・半腱様筋・伏在神経
膝外側の痛みを探る!
- 外側側副靭帯(LCL)
- 外側半月板(LM)
- 膝窩筋
- 腸脛靱帯(ITB)
- 外側広筋(VL)・遠位端の脂肪組織
膝伸展制限の痛みを探る!
- 腓腹筋内側頭(GM)
- 半膜様筋(SM)
- 総腓骨神経
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夜間痛
- 肩峰下滑液包
- 烏口上腕靭帯・烏口腕筋・肩甲下筋
- 腱板(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)
- 前上腕回旋動静脈・後上腕回旋動静脈
- 腋窩神経
- 外側腋窩隙(QLS)
上腕近位外側の疼痛の原因は?
- 三角筋下滑液包
- 腋窩神経前枝
- 後下方関節包
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股関節屈曲時痛の原因は?
- 腸腰筋
- 大腿直筋
- 小殿筋
- 縫工筋
- 大腿神経
- 股関節包前面の脂肪帯
股関節外側部痛の原因は?
- 小殿筋
- 上殿神経
- 外閉鎖筋
- 閉鎖神経
シリーズ全部を視聴するのはボリュームがあるので、気になる範囲から視聴してみましょう。
日々のリハビリがより一層楽しくなります。
【運動器エコーの第一人者】林 典雄 先生の紹介
現在の理学療法士のトップランナーの1人で、運動器超音波の第一人者の先生です。
運動器機能解剖学研究所所長として、機能解剖学的運動療法・機能解剖的触診・運動器超音波機能解剖の普及活動をされています。
「関節機能解剖学に基づく 整形外科運動療法ナビゲーション」や「運動器疾患の機能解剖学に基づく評価と解釈」など整形外科PTであれば読んだことのある名著を多数執筆されています。
林典雄先生の代表的な著書を以下にまとめます。
【運動器超音波解剖ハンズオン】内容とレビュー
全ては解剖。見えるから解る。解るから治せる。
林典雄先生の掲げる「ScienceとSkillの融合」にふさわしい講義となっています。
豊富で精密な機能解剖学の知識を、エコーという媒体を通じて、教わることができます。
講義は前後編に分かれます。
講義内で学習できる部位を以下にまとめます。
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肩関節の解剖
- 肩甲下筋・棘上筋・棘下筋・小円筋
- Peribursal fat
- 上腕三頭筋長頭・腋窩神経
- 烏口上腕靭帯
- 上腕二頭筋短頭・烏口腕筋のconjoint tendon
- 烏口肩峰靭帯
肘関節・前腕の解剖
- 長橈側手根伸筋(ECRL)・腕橈骨筋・上腕筋
- 橈骨神経・上腕動脈
- 上腕三頭筋内側頭・外側頭・後方脂肪帯
- 円回内筋・正中神経
- 短橈側手根伸筋(ECRB)・総指伸筋(EDC)
正中神経
- 上腕骨滑車
- 上腕動脈
- 円回内筋
- 深指屈筋・浅指屈筋
- 長母指屈筋
- 手根管
尺骨神経
- 肘部管
- 上腕三頭筋(Struther’s arcade)
- 尺側手根屈筋・深指屈筋
- 尺骨神経背側枝(TFCC)
- ギヨン管・尺骨動脈
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橈骨神経
- 橈骨神経溝
- 橈骨神経浅枝・深枝
- 回外筋・arcade of frohse
屈筋腱
- 方形回内筋
- 長母指屈筋・深指屈筋・浅指屈筋
- 正中神経
伸筋腱
- リスター結節
- 第1区画(短母指伸筋・長母指外転筋)
- 第2区画(短橈側手根伸筋腱・長橈側手根伸筋腱)
- 第3区画(長母指伸筋)
- 第4区画(総指伸筋・示指伸筋)
- 第5区画(小指伸筋)
- 第6区画(尺側手根伸筋腱)・TFCC
その他
- 前腕骨幹膜
- 方形回内筋
- MP関節側副靭帯
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股関節
- 大腿骨頭
- 大腿動脈・静脈・神経
- 腸腰筋・iliocapsularis・大腿直筋・縫工筋
- 大腿筋膜張筋・小殿筋・恥骨筋
- 外閉鎖筋・閉鎖孔
- 閉鎖神経前枝・後枝
大腿部
- 大腿直筋・中間広筋・内側広筋・外側広筋
- 大腿四頭筋腱
- 大腿骨前脂肪帯
- 膝蓋上嚢
- 内側膝蓋支帯(縦走繊維・横走繊維)
膝関節
- 半月板・内側側副靱帯(MCL)
- 半月大腿靭帯・半月脛骨靭帯
- 下膝動脈
- 外測側副靭帯(LCL)・膝窩筋(腱・筋腹)
- 半膜様筋・半腱様筋
- 膝蓋下脂肪帯・深膝蓋下滑液包
足関節
- アキレス腱・ヒラメ筋・腓腹筋
- Kager’s Fat Pat
- 長母趾屈筋・後脛骨筋腱・長趾屈筋腱
- 脛骨動脈・静脈・神経
- 三角靭帯(内側側副靱帯・脛踵靭帯)
- 前下脛腓靭帯・前距腓靭帯・踵腓靭帯
- 長腓骨筋・短腓骨筋(腱・筋腹)
エコーの刺入角度やコツなど細かいテクニックも教えてくださいます。
あの林典雄先生の治療が、エコーを用いることにより臨床で再現できます!
【まとめ】運動器エコーを学ぶならこの講義!
エコーを臨床で使いたい理学療法士におすすめの講義を紹介しました。
おさらいします。
この講義を見ない手はありません。
リハノメに登録すると初月980円でお試しできます。継続する場合は長期契約がおすすめです。
リハノメについて詳しく知りたい方はこちらの記事もあわせて読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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