こんな理学療法士のための記事
- クリニックで働きたいけどつらいイメージがある
- クリニックで働いているPTのスケジュールを知りたい
- クリニックで働くのは実際どうなのか知りたい
理学療法士で給料を上げるひとつの選択肢である整形外科クリニックでの勤務。実情がどうなのか知りたいですよね。
この記事では整形外科クリニック勤務5年目である私アカシソが1日のスケジュールや給料、働いている感想、クリニック選びの注意点を詳細にお伝えします。
整形外科クリニックに興味がある理学療法士・学生さんはぜひ最後まで読んでくださいね。
先に結論。
クリニックの理学療法士はつらくないです。
もちろん職場によってはノルマが厳しかったり、労働基準法違反のケースがあります。
しかしそれは、病院で働くのも同じです。転職する前に、後述する注意点読むことで、働きやすさとやりがいを兼ね備えたクリニックを選ぶことができます。
転職の際には、転職エージェントを利用することで聞きづらい質問も代わりに確認してくれます。
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タップできる目次
クリニックの理学療法士のスケジュール
理学療法士のクリニックでの働き方は、基本的には平日4日と土曜日半日のケースが多いです。
以下が実際の私のタイムスケジュールになります。
土曜日午後は、好きなことに時間を使えることが大きなメリットです。
また、昼休みは約2時間あります。勉強や筋トレなどの時間を確保しやすいです。「帰ってからやろう」だと、なかなか時間を確保できない方は安定して時間が確保できるため、クリニックの勤務は向いています。
昼休みのもう一つの特徴としては、クリニック自体が休みになることです。患者さんはリハ室に残らないため、治療用のベッドでも昼寝をとることができます。昼寝をとることで午後の業務も集中力を維持しながら行うことができます。
寝不足の日も、昼休みまで頑張れば、、、と少し気楽になれます。
理学療法士がクリニックで働くデメリット
デメリットってどんなこと?
クリニックで働いていて、デメリットとして挙げられるのは以下の通りになります。
帰宅時間が遅い
一番のデメリットとしてはやはり、帰宅時間が遅いことが挙げられます。
平日勤務時間は19時までのところが多く、残業の多い職場だと20時を過ぎることもあります。翌日6時起床で睡眠時間を7時間と仮定して、23時まで帰宅を含め3時間程度しか残されていません。
退勤後のプライベートの時間はかなり限られてしまいます。
病院で働く友人の「5時退勤」を聞くと正直「羨ましいな」と思ったことは何度もあります。
業務の幅が限定される可能性
整形外科クリニックでは、主に整形外科疾患に特化したリハビリが中心となります。もちろん中枢疾患もありますが、かなり限定的です。
「幅広い疾患に対応したい」と思う新人理学療法士にとっては適した選択肢ではありません。幅広いスキルを獲得したい場合は総合病院で勤務することをお勧めします。
人間関係の影響が大きい
クリニックは病院と比較し、組織の規模は小さいです。そのためリハ科はもちろん、ナースや医療事務など、スタッフ間の人間関係が密接になります。職場の雰囲気が合わない場合は、ストレスを感じやすいことが特徴です。転職理由でも人間関係によるものも比較的多いです。
また「理学療法士は偉そう」と部署間で対立してしまうクリニックもあります。そのような職場の雰囲気は、転職する際には必ず確認しておきましょう、
理学療法士がクリニックで働くメリット
クリニックで働くとどんな良いことが?
クリニック勤務5年目の私が感じるメリットは以下の通りです。
整形外科領域に特化できる
デメリットでもありますが、同様にメリットでもあります。今後整形外科領域に特化していきたい場合はクリニック勤務が非常に向いています。
一見すると整形外科に絞ることは、理学療法士としてキャリアが狭くなりそうですが、実際は自費リハビリに進むことや、トレーナーとして活躍することなど、逆に選択肢が広がる場合もあります。
昼休みに固定時間を作れる
クリニック勤務は昼休みが2時間程度あるのが特徴です。朝や夜に時間を作って勉強したいけど、ついつい怠けて時間がなくなってしまう方には、昼休みに固定時間が作れることは大きなメリットです。
私も勉強・筋トレ・ブログ執筆など全て昼休みに詰め込んでいます。1人で黙々と作業が行えるので、とても充実した時間です。
週1半日出勤の職場が多い
クリニックの診療は、水曜(木曜)・日曜・土曜午後が休診となるケースが多いです。
平日の帰宅が遅い分、土曜午後にやりたいことをまとめて行えます。週中休みと半連休があり、「いいとこ取り」の働き方です。
土曜午後は訪問リハのバイトをしたり、トレーナー活動をしたり、キャリアの幅を広げることにも活かせます。
職場環境に個人の意見が反映されやすい
クリニックは、院長が個人経営をしているところが多いです。病院など規模が大きい組織で、業務改善案などの意見を通そうとすると、管理職の許可を2.3個得なければ行けません。
しかしクリニックは比較的小さい組織なので、院長に直接意見を伝えることができるため、個人の意見を通しやすいです。
比較的給料が高い傾向
クリニックの理学療法士は病院勤務と比較し、給料が高い傾向があります。
ジョブメドレーの求人情報を元にしたデータが以下の通りになります。
訪問看護・訪問リハビリと比較すると劣りますが、理学療法士の中では比較的給料が高い傾向と言えます。
整形外科クリニックは、理学療法士としてキャリアアップを図りつつ、専門性を高めていくのに、最適な選択肢の一つです。
参考:理学療法士の給料が高い職場を調べた結果、病院をおさえて年収1位だったのは?
医師との連携を密に行える
クリニックのリハビリでは医師との連携が行いやすいです。
病院と比べて診察室とリハ室が近いため、コミュニケーションを密にして治療を行っていくことが可能です。医師とタッグを組んで治療することで、患者満足度の高いリハビリを行うことができます。
理学療法士がクリニックに転職する際の注意点
クリニックに転職するときの注意点ってある?
以下のことに注意すればクリニックで働くメリットを最大限享受することができます。
教育環境は整っているか
クリニックの教育環境は病院と比較して整っていないケースもあります。勉強会の開催頻度や新人教育・学会発表の経験等については確認が必要です。
職場の雰囲気
職場の雰囲気も非常に重要です。10〜20人程度の組織の中で、人間関係のトラブルがあると毎日ストレスを感じて、仕事が憂鬱になってしまいます。
転職の際には、転職エージェントに職場の雰囲気まで確認してもらうことをおすすめします。
院長のリハビリについての理解
クリニックのメリットとして「医師と連携を密に行うことができる」ことを挙げました。しかし、そもそも医師の理解がなければ、十分な治療は行えません。
転職活動の際の、逆質問として「院長先生と連携した治療が行えるか」「院長先生はリハビリについてどのように考えているか」など確認しましょう。
福利厚生について
給料と同じくらい重要なのが福利厚生です。給料よりも軽視されがちですが、福利厚生費は会社員の中でも限られた非課税で使える費用です。
例:
- 月給30万+福利厚生なし
- 月給25万+福利厚生5万円相当
上記であれば、後者の方が実際に使える金額が多くなります。転職の際には必ず確認しておきましょう。
書類作成時間は業務時間内に確保されているか
質の高いリハビリを提供するためには、書類作成は真剣に取り組むべきです。
「カルテはコピペでいいでしょ」と軽視する理学療法士もいますが、カルテ作業は理学療法士として成長する大切なプロセスです。
しかし、職場によっては業務時間内は全てリハビリで、休み時間や残業でカルテを書くところも多くあります。そのような職場だと、カルテとしっかり向き合いたくても、現実的に厳しくなってしまいます。
転職の際に1日の業務スケジュールを聞いて、「リハビリ以外に書類作成時間が確保されているか」を確認しておきましょう。
【まとめ】クリニックの理学療法士はつらくない。
「つらくない」クリニックで働くためには、転職エージェントを利用することをおすすめします。
転職エージェントを利用することで、注意点で述べたような具体的な情報まで入手することができます。
当サイト「リハ室から発信中!」では、合計118人にアンケート調査を実施して、転職エージェント各社を調査しました。
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