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理学療法士で勝ち組になる7つのキャリア戦略!【20代PT必見】

こんな悩みを解決

  • 理学療法士は勝ち組なのかを知りたい
  • 勝ち組理学療法士が働く環境の特徴は?
  • 勝ち組の理学療法士になるためにはどうしたらいいの?

PTの給料は医療職の中でも低く、将来が不安になりますよね

先に結論!

簡単ではないが、勝ち組になる方法はある!

PTは高い専門性と汎用性を兼ね備える職業です

現場のプレイヤーとして働くだけでは厳しいですが、実力をつけて正しい職場で働くことで年収を大きくあげることができます

私は転職・給与交渉で年収100万UPと労働環境の改善をしました

また給与交渉で、さらに年間30万円以上経費をつかえています

転職前

  • 年収360万円(ボーナスなし)
  • みなし残業30時間
  • 週5日勤務(実質1日8.5〜9時間)
  • 年間休日120日
  • 週108単位
  • 業務時間内のカルテ・計画書等書類作成する時間は30分のみ
  • 福利厚生は院内治療費のみ
  • 研修費年間2万円

転職後

  • 年収486万(賞与あり・家賃補助含む)
  • 残業代あり
  • 週4.5日勤務(正確には平日8.25h×4,土曜5h)
  • 年間休日139日(昨年度)
  • 週92単位(最大は96単位)
  • 業務時間内に書類業務時間あり
  • 福利厚生超充実
  • 研修費無制限
  • 教科書代無制限

PTとして勝ち組になる7つのキャリア戦略を紹介します

今日から行動して、勝ち組を目指していきましょう

理学療法士は勝ち組?どのような働き方か

基本的には1単位=20分のリハビリ介入で、1日20単位程度を行う施設が多いです

ジャンルごとに保険算定点数は異なりますが、運動器Ⅱであれば1単位=185点(1850円)など稼げる上限が決まっています

そのため、どうしても年収にも上限が生まれてしまいます...

具体的に、整形外科クリニックで勤務する私の1日の流れはこのようになります

タイムスケジュール平日
タイムスケジュール土曜

平日は一般の会社員と比べて、帰宅時間は1-2時間遅いですが、土曜日は半日出勤で午後から自由に時間を使えます

また昼休みも長いため、勉強・筋トレの時間も確保しやすいのがメリットです

理学療法士は勝ち組?働くとわかるデメリット

PTとして働くのには2つのデメリットがあります

給料が上がりづらい

PT同様に最短3年で取得できる資格と看護師と比較すると、平均年収は75万円も差があります

世代別の平均年収でのピーク値としても5,74万円という厳しい結果でした

給与の面で見ると、決して勝ち組とは言えない職業です

理学療法士看護師
約432.5万円約508万円
平均年収比較
理学療法士と看護師の年代別平均給与

看護師は夜勤もあるので、年収が高くなるのは必然ですが、それでも約75万円は大きな差です

日本全体の年収平均は433万円なので、資格職としては低い傾向と言えます

背景には、保険算定点数には限度があると言う弱点があります

理学療法士だけで、医療保険の中で働くには限界があるのが現実です

年功序列の評価になりやすい

営業職の売り上げ等と違ってPTは、治療成績が数値化しにくいという特徴があります

そのため、昇給昇進は年功序列になりやすいというデメリットがあります

自分の実力が反映されづらい業界なので、モチベーションが低下しやすいです

今後の課題としては患者満足度やゴール率など数値化をして人事評価につなげるシステムが理学療法士業界全体として必要です

理学療法士は勝ち組?働くとわかるメリット

PTは国家資格で職業自体の安定性が高いです

他にも、PTには働くとわかるメリットがあります

専門性と汎用性を兼ね備えている

理学療法士は国家資格であり、高い専門性を有しています

リハビリではエビデンスが重要視され、理学療法士の知識は信用度が高いです

医学全般では医師には及ばない場合がほとんどですが、特定ジャンルの解剖学・運動学であれば理学療法士の方が専門性を有しているケースが多くあります

また体に関する知識なので、保険診療外でも多くのニーズがあります

具体例

  • 病院で働く
  • 整形外科クリニックで働く
  • 公立の病院で公務員PTとして働く
  • 訪問リハビリなど介護保険サービスで働く
  • スポーツ現場でトレーナーとして働く
  • 開業して自費リハビリやパーソナルトレーナーを行う
  • 大学教授にとして教育に携わりつつ、セミナー開催をする

専門性と汎用性を組み合わせて自分の強みを伸ばしていくと勝ち組に近づいていきます

自分と家族の健康寿命を延ばせる

現代は人生100年時代であり、家族の介護で悩む方も多い時代です

理学療法士は家族はじめ身の回りの大切な人に対して、日常生活に専門的なアドバイスができ、治療も行えることは大きいメリットです

また常に医師と仕事をするため、自分の体を気軽に相談できます

具体例

  • 家族に姿勢や生活習慣など指導ができる
  • 自分の体を健康に保てる可能性が高い
  • 軽い怪我や体調不良も、放置せずに適切な処置が行える

健康な体が一番の資産です

体のことを深く勉強するので、すべて生活にも活かされていきます

単純に楽しい

リハビリはTry&Errorの繰り返しです

試行錯誤をするなかで成長を実感することが多いです

勉強→治療→勉強のサイクルを繰り返して、学んだことがリハビリの結果としてすぐに実感できるので、非常に楽しいです

PTは「やりがい」が大きなメリットです

勝ち組と呼ばれる理学療法士のキャリア戦略7選

勝ち組になるには、基本給・年収だけで考えてはいけません

福利厚生や節税効果と含めて考えることが重要です

また、お金よりも重要なのは自由に使える時間や、経験により付加価値を高めることです

時間を切り売りして稼ぐアルバイトの時給思考では勝ち組からは遠ざかります

転職をする

転職がもっとも給与をあげる効果が高い方法です

また、給与以外にも労働環境を見直すことができて、ライフスタイルの改善が図れます

私も転職により年収を100万円UPすることができました

ココがおすすめ

  • 給与を上げやすい
  • 福利厚生や労働環境改善に繋がりやすい
  • 年収600万円も狙える

20代理学療法士におすすめな転職エージェントはレバウェルリハビリです。

転職サポートに加えスカウトサービスも利用することができるんです!ぜひ活用してみてください

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詳しくはこちら

レバウェルリハビリ公式HP

転職する際の注意点

転職も闇雲に職場を変えればいい訳ではありません

注意点を抑えなければ、転職のメリットを十分に得ることができません

ココに注意

  • 赤字経営の病院を選ばない
  • 昇給率を確かめる
  • 付加価値がなければ大幅な給与UPは狙えない

病院の経営状態と昇給率は転職エージェントを利用すると確かめることができます

また、以下のような付加価値があると年収600万円も狙えてきます

  • 管理職の経験
  • 英語が話せる
  • 認定理学療法士の資格
  • 学会で発表経験がある
  • マーケティングスキルがある

年収600万円の求人は管理職経験が条件のことが多いです

管理職の経験がない場合でも、転職先の施設に自分は何が与えられるかを意識してみましょう

現在の職場で給与交渉をする

病院・クリニックの経営がうまくいっていることが前提ですが、給与交渉も勝ち組になるために非常に強力な手段です

ココがポイント

基本給にこだわらず、"経費"と"インセンティブ"の交渉を行う

これは明日からすぐに実践できます

しかし、急に「給与を上げてください」とは言えませんよね

さらに単に交渉するだけでは失敗するケースがほとんどです

なぜなら基本給をあげるときに、経営者はこのようなことを考えるからです

ココがダメ

  • 基本給は労働者の同意がなければ下げられない
  • 売り上げの上下に対応できない
  • 基本給をあげても税金が引かれる

このような理由から経営者は基本給を上げる心理的ハードルが高く、経営としてもリスクが増えてしまいます

そこで私がおすすめする2つの方法と交渉するときのコツを解説していきます

経費を使う

現在給与の中から、自分で支払いしているものを、経費で計上してもらいます

この方法であれば、会社の節税にもつながるため、交渉が成功する確率が非常に高いです

具体例

  • 教科書 ¥5,000/月
  • セミナー等研修 ¥10,000〜
  • オンライン動画配信サービス ¥3,000〜¥10,000/月
  • ジム ¥8,000
  • プロテイン ¥2,000〜¥3,000/月
  • ウォーターサーバー ¥1,000 /月
  • iPad ¥50,000〜
  • 昼食 ¥500/日 

月で3万円使える経費が増えれば、年収36万UP以上の効果を出すことができます

インセンティブを貰う

ボーナス同様に、売り上げや個人成績に対して賞与を出してもらいます

税金は引かれますが経営状況によって調整が行えるため、基本給の交渉よりはハードルは低いです

具体例

  • PTごとに1ヶ月の算定点数・キャンセル率・患者満足度・ゴール率など数値化し、売り上げ貢献度に応じてインセンティブを出してもらう
  • リハ科やクリニック全体で、月間の目標売り上げを設定し、達成したら全体でインセンティブを出してもらう

インセンティブは社員の意欲向上に直結するため、売り上げを伸ばすことにも効果的です

給与交渉のコツ

全体の利益を考えて、仕事に取り組めば自然と利用できる経費は増えてきます

とはいえ、具体的にはどうやって交渉するの?という方は以下の交渉方法を実践してみてください

具体例

  • 受講したら院内伝達を行うので、セミナー費を出していただけますか?
  • 学生に読んでもらいたい教科書があるので、購入していただけますか?
  • 社内研修でオンライン動画配信サービスが効果的だと考えます
  • 目標を意識することで、クリニック全体の売り上げが向上します
  • 運動療法の学習として、ジムでトレーニングを行いたいです
  • 患者さんの水分補給の観点でも、ウォーターサーバーが必要と考えます

交渉のコツとしては、「業務の効率化や社員満足度」を意識して交渉することです

是非実践してみてください

アルバイトとして、本業とは別の経験をする

クリニックであれば週4.5日出勤のところは多いでしょう

半日出勤の午後にアルバイトを入れることは年収UPに効果的です

ココがポイント

経験値を積み重ねるバイトを行うことが、自分に付加価値に繋がります

同ジャンルでバイトをして時給思考で年収UPを図ることはおすすめしません

具体例

  • 整形外科&訪問リハビリ
  • 整形外科&デイケア・デイサービス
  • 整形外科&パーソナルトレーナー
  • 整形外科&スポーツトレーナー

同ジャンルでも、「この医師と働いてみたい」や、「エコーのあるクリニックで働いてみたい」など目的がある場合は有効です

保険診療外に転職する

医療保険内のリハビリは上限があるため、自費リハビリで稼ぐ選択肢も広がっています

なんと平均年収500万以上で、給与UPや独立のきっかけを作ることができます

保険外のクリニックとして近年成功しているKINMAQ整骨院の特徴は以下の通りです

ココがポイント

  • 平均年収500万円以上
  • 週3日常勤可能
  • 土日休み常勤可能
  • 研修補助有り
  • 全国各地で店舗展開している
  • 独立を支援してくれる

自由な働き方ができる可能性が高く、年収UPに加えてライフスタイルの改善も図れます

研究実績を重ねて大学教授にキャリアアップする

理学療法士が大学教授となった場合の平均年収は、約1,072万円から1,100万円です

常に実績を求め続けられる厳しい道ではありますが、以下のような方におすすめです

おすすめな人

  • 研究で理学療法を発展させたい
  • 教育に携わりたい
  • 理学療法士としてトップを目指したい

教授になるまでの手順

  1. 国家試験に合格し、理学療法士の資格を取得する
  2. 数年間の臨床経験を積む
  3. 大学院で 修士号・博士号を取得する
  4. 学術論文の執筆や学会での発表を通じて、研究実績を積む
  5. 大学や専門学校での講師経験を積む
  6. 教育・研究実績を認められ、准教授に昇進し経験を積む
  7. 教授への昇進

このプロセスには通常、10年以上の時間がかかります。学位取得や研究実績の積み重ねが重要な要素となります

起業して、自分の強みを活かす

リスクを伴う方法ではありますが、ビジネスとして大きく成功する可能性があります

2013年の法改正により、理学療法以外の関連業務を行う場合にも"理学療法士"を名乗ることができるようになりました

具体例

  • PT向けのオンライン動画配信サービス「リハデミー」「リハノメ」など
  • PT専門の整体院「KINMAQ」
  • パーソナルトレーナージム

PTならではの専門知識を生かして時代の流れに乗ることで、年収1000万を目指すことができます

副業でPT以外のスキルをつける

個人事業として月5万UPなど、年収UPも狙いつつPT業務のみでは得られないスキルを習得することができます

いきなり大きなリスクは取れないという方におすすめです

具体例

  • ブログ・SNSで本業で得た知見を発信
  • 自宅でインソール作成
  • セミナー開催

月に10万円の収益ができれば、本業と合わせて年収600万円を狙えます

副業で成功を経験することで、さらに事業を大きくしてビジネスを成長させることも可能です

【理学療法士は勝ち組?】まとめ

先に結論!

簡単ではないが、勝ち組になる方法はある!

理学療法士は高い専門性と汎用性を兼ね備えているからです

記事で紹介した7つの方法で収入UPを実現できます

転職・給与交渉ではすぐに労働環境・収入をUPするメリットがあります

他の方法では理学療法士として付加価値をつけることにつながっていきます

理学療法士として勝ち組を目指していきましょう

  • この記事を書いた人

アカシソ

理学療法士|ファイナンシャルプランナー3級|整形外科勤務|転職で年収100万UP|認定資格なしで年収500万

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